白血球が1600に...(2)「その人生きてますか?」
前回の記事「白血球が1600に...(1)」の続きになります。
今では笑い話ですが、ふと、大昔のことを思い出しました。
私は若い頃から白血球数が低いと指摘されていたのですが、30年ほど前の職場の健診で白血球数が低くて、検査技師さんが驚いて緊急で検査結果を通知してくれたというエピソードがあります。
当の本人は、すこぶる元気でピンピンして仕事をしていました。
その時の白血球数が2300。
後から聞いた話ですが、検査技師さんが慌てた様子で、「その人生きていますか?」「早急に病院へ行ってください」と職場に連絡してきたそうです。
その後も検査のたびに白血球数が低く、内科医の診察を受けたのですが、「元々そういう体質なのかもしれない、しばらく経過観察しましょう」ということだったのです。
その後、勤務先が変わり、内科医の経過観察もいつの間にかフェードアウトしてしまいました。
その後も、血液検査のたびに、白血球数が低いと指摘されてきましたが、数値が低くても自覚症状はなく、何かに感染するなどの経験もほとんどなくここまで生きてきました。
しかし、今回の数値は1600。
化学療法の副作用も依然続いていましたが、白血球が下がったから症状が悪化したという自覚症状はありませんでした。
ただ、「眠っている間、白血球数が急激に低下して、明日の朝、目が覚めないかもしれない。」と、とても怖くなってしまったのです。
夫にも「明日の朝、私が死んでいたら、後のことは宜しく」と伝えたところ、
「???」と首を傾げて全く現実感のない反応でした。
夫は、白血球の数値と死んでしまうという関係がよく分かっていなかったのだと思います(苦笑!)
自分史上初の白血球・好中球数の最低値、油断は禁物です。
あっけなく死んでしまうわけにはいきませんから、私は今まで以上にセルフケアの強化に励みました。
(3)白血球数が1600に...「か、痒い、助けて〜」とつづく
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