lemonlemonlemonのブログ

大腸がんの治療についてこれまで経験してきたこや、術後の日常のことを書きたいと思います。

便秘予防⑤ ダバダ〜違いがわかる女の○○

便秘予防シリーズは5回目は『白湯』です。
『白湯』の読み方を調べてみると、さゆ、しらゆ、はくとうが出てきました。その他、パイタン(中国語)もありました。それから、湯冷まし(ゆざまし)という言い方もありますね。小さい頃から、『白湯』は普通に飲んできましたが、今はコーヒーやお茶、紅茶を飲むので、『白湯』を飲む機会は殆どなくなりました。


ヨガのインストラクターから、アーユルベーダ(インドの伝統医学)の教えから『白湯』についてお話を聞きました。


アーユルベーダの教えでは、白湯は、生命エネルギーである3つのドーシャ(水・火・風)を備えた飲み物だそうです。水は、水(カパ)が優勢で、それを火にかけることで火(ピッタ)の性質が加えられ、それをよく沸騰させることで風(ヴェータ)の性質が加わり、最終的に、この三つのバランスが整うとのことです。体の中で3つのドーシャが理想的なバランス状態になると、健康で幸せでいられるそうなので、白湯を上手に体内に取り込みたいものです。


昔から、便秘予防には「朝起きがけにコップ1杯の水を飲むと良い」と言われていますが、特に冬場は水だと体が冷えてしまいそうです。物の本によると、体温が1℃下がると免疫が30%、代謝が12%下がるという事ですから、体を冷やさない為にも、水より白湯の方が良さそうです。


アーユルベーダの正式な白湯の作り方・取り入れ方があるそうですが、簡単に日常的に続けるにはあまりこだわらないでやっています。水をやかんでグツグツ沸騰させ、それを50度ぐらいまで冷まして飲みます。


朝食前に飲むと胃腸が温まり、体全体の代謝が上がり、デトックス効果(排泄を促す)も期待できるそうです。また、食事をしながら白湯を飲むと消化を助ける効果もあるそうです。



これまでの朝一番の水分摂取は、朝食時の『コーヒー』でした。ここ2、3日、わざわざ白湯のためにお湯を沸かし『白湯』を飲んでいます。起きぬけの一杯は、何故かとても甘く感じ、体の中にしみこんで行きます。そして、体が緩むというかホ〜っという感じになります。


仕事に行くまでのバタバタと忙しい朝にゆっくり飲むのは大変贅沢なひとときとなります。そんな私の脳裏に、ダバダ〜という音が聞こえてきて、白湯の味がわかる女、違いがわかる女になった気分で1日がスタートしています(笑笑!)