補助化学療法を受けるか否か1週間考えたこと(1)
もう一度、医師から受けた説明をまとめておくと、
血液専門の医師からは、「白血病を発病したら治りません。無理することはないと思う。」と言われている。
しかも、化学療法を受けなくても、今後白血病を発症するかもしれないリスクもあるとのこと。
なんて恐ろしい現実を突きつけられてしまったんだろう。
化学療法の医師からは、5年生存率が60〜70%、化学療法の効果として生存利得プラス10%、ただし副作用や危険性(白血病発症など)があると説明された。
補助化学療法を受けるか否か、受けた場合白血病発病というリスクが判明してしまった以上、ちゃんと考えなければならない。それまでは、受けたくないけど受けた方がいいから受けようという程度に考えていた。
リスク承知で受けて本当に発病してしまったら元も子もない。生存率どころか、白血病で死んでしまうかもしれない。。。
ジワジワとその恐ろしさを実感。結局、どうちらを選択しても、もう何年生きられるかわからないってことか。。。いくらジタバタしてももうダメなんだ、自分はもう長くはないんだと感じた。
その時、はじめて病苦で自殺する人の気持ちが想像できた。
生きていても先が無いことを知りながら生きるのは辛すぎる。
発病すれば何らかの治療をしなければならないし、治療には心身の苦痛が伴うだろう。
治療費だってばかにならない。どうせ治らないなら高額な医療費が無駄だ。
実際そういう状況になったら、私はこころも体も耐えられなくなるだろう。。。
苦しむくらいなら、いっそ苦しむ前に死んでしまったほうが楽。
ネガティブな考えの堂々巡り、毎日考え続けても、どちらを選択するのか決められなかった。
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