lemonlemonlemonのブログ

大腸がんの治療についてこれまで経験してきたこや、術後の日常のことを書きたいと思います。

体重が減り続けて

下痢が止まらないので、強力な下痢止めを処方してもらった。

下痢は止まったものの、これまでに、手術で体重が3キロ減。更に下痢でマイナス2キロ、計5キロ減。

腹腔鏡手術を受けた後、パンツのファスナーとウエストのボタンが丁度お臍に当って痛んで履きにくかったけど、今度はウエストがユルユルになってしまい、結局新しいものを買うことにした。

試着してみるとワンサイズダウン。なんと、太腿の間に隙間が出来ていた。
試着室の鏡は痩せて見えるような鏡だと分かってはいるけど、心なしか顔や肩も痩せて、これまでの自分とは違う顔と体型になってしまったように見えた。

でも、体が軽くなって動きやすいというか、今がちょうどいいと思えたし、乙女心としては、かねてからの理想体重と太腿の隙間が出来たので微妙に嬉しい感じもしていた。

でも。。。体重が減ったのは、病気、手術、抗がん剤によるものというのは明らか。
理想体重になったことをぬか喜びしていたのも束の間、このまま「どんどん体重が減り続けてしまったらどうしよう。。。」という考えが頭をよぎった。

その途端、急に不安になって、瞬時に恐怖心に変わってしまった。
いつもと違って気持ちがコロコロ変わる。
ポジティブに考えることが出来なくなって、何かとネガティブに考えてしまう。

反対に、「何としても体重増やさなきゃ」という焦りの気持ちが出てきて、
「頑張って栄養とななきゃいけない!」と強く意識した。

こんなふうに、体重が減ることに恐怖心を抱いたのは生まれて初めてだ。