lemonlemonlemonのブログ

大腸がんの治療についてこれまで経験してきたこや、術後の日常のことを書きたいと思います。

術後1年の検査、病院のスタッフさんは新人さんでした💦


術後一年目のCT検査(胸腹部)を受け、外科外来を受診しました。

朝9時にCT、診察が15時というスケジュールでしたので、一日かがりでした。


CTの前に血液検査があるので、混み合うことを予想して、早めに家を出たのですが、病院に到着したのは8時ちょっと過ぎ。案の定、化学療法を受ける大勢の患者さんが順番待ちをしていました。まずは、化学療法を受ける患者さんの採血が優先されます。実際に採血が終わったのが8時45分なので、思ったより時間がかかりました。


CTに呼ばれたのが10時。朝9時の予約でも一時間待ちでした。


私の名前が呼ばれて更衣室に入ると、若い女性スタッフさん(検査技師?看護師?看護助手?)が検査着に着替える際の注意事項を説明してくれました。それが早口すぎて聞き取れず......理解できなかったことを聞き返したのですが、そのスタッフさんは怪訝な表情でした。きっと、「たった今説明したばかりでしょ!何を聞いていたの!」と思ったんじゃないかと思います。


CT室に入ると、別の若い女性スタッフが、「ご気分悪くないですか?今まで造影剤で気分が悪くなったことないですか?」と声をかけてくれたと思うのですが、それも早口だったので、一瞬何を聞かれているのかちょっと戸惑いつつ、反射的に「ハイ(ニコニコ)」と言ってしまった私💦


自分は冷静に聞いているつもりでしたが、若い人の早口が聞き取れなかったのです。
これって老化現象の始まり???自分ではまだそんな年齢じゃないと思っていますが、肝心のCTじゃないところで自分を俯瞰する羽目になってしまいました💦


次に、CTの検査台に仰向けになりました。その時、私の周りにスタッフが4人も居て、何時もより人数多くない?と気になりました。指導者らしき年配の人の隣に若い人が立っていたので、どうやら新人さんのオリエンテーションというか現場研修だったようです。
私の目線から、新人さんが私の腕に造影剤の注射をしようとしていたのが見えたのですが、微妙に手が震えていたのが見えてしまいました💦💦 
思わず、「大丈夫かな〜、痛いのは我慢するけど失敗は無しだからね〜」と心の中で祈ってしまいました💦


CTが終わった時、その新人スタッフさんから「水分をたくさん摂って下さいね(ニコニコいい笑顔で)」と言われ、私もニコニコ(検査が終わったので一安心)。
検査後の注意事項や造影剤の副作用などが書かれている黄色い紙を渡され退室しました。
以前、「造影剤の排泄を促すために早めにたくさんの水分を摂った方がいい」と説明してもらったことがあるので「水分をたくさん摂る理由が分かっていましたが、今回はその説明は無しでした。患者にとって、何故早めにたくさんの水分を摂る必要があるのか理解できた方が、水を飲むという良い動機付けになるのになぁ〜と感じました。


採血室の方も新人さんでした。これまでに何度も採血や注射(点滴)を受けた身としては、上手い人とそうでない人の針の刺し方や手際が違うのがすぐに分かります。針を抜いた後の止血にも違いがあり、テープで固定した後、患者に自分でも圧迫止血するように声をかけてくれますが、新人さんは、テープ固定して終わり。そこまで気が回らなかったんでしょうね。新人さんが一人前になるまでには、何十人、何百人もの採血や注射を経験することでしょう。今回は一日で2回、私は新人さんに貢献しました!(笑笑)


話が前後しますが、検査室前で待っていた時、中から中国語(自動音声)が聞こえてきました。私の時は勿論日本語でしたが、機械のモニターに、息を吸ったり吐いたりしている顔の図と息を止める時間のカウントダウン(確か7カウントか8カウントだったような...・・・5、4、3、2、1)が表示され、「息を吸って、止めて、吐いて」という自動音声が流れました。聞こえてきた中国語も、それと同じことだろうと思います。多分、別の言語バージョンもあるのでしょうね。医療機器がここまで国際仕様になっていることに軽いカルチャーショックを受けました(笑!)



今回は、新人さんに対して小言おばさん的な内容になってしまいましたが、病院で見聞きしたり経験したこと、その時々に自分が感じた事や考えた事を素直に表現してみました。これを読んで下さった方も、同じような経験をされた方がいらっしゃるんじゃないかと思います。