lemonlemonlemonのブログ

大腸がんの治療についてこれまで経験してきたこや、術後の日常のことを書きたいと思います。

便秘予防⑥ がごめ昆布

▲がごめ昆布水  右:1日置いたもの



▲がごめ昆布(乾燥したもの)


乾燥してカチカチになった『がごめ昆布』を水で戻すと、がごめ昆布からヌルヌル粘り気のあるものが出てきます。それが粘性多糖類といわれるもので、アルギン酸フコイダンラミナラン、その他ミネラル成分が豊富に含まれているそうです。この粘性多糖類に便秘予防の鍵があるそうです。


アルギン酸:腸内の余分なものを吸着して体の外へ出してくれる働きがある。
フコイダン:抗アレルギー作用、抗がん作用、臓器や組織の修復作用がある。
ラミナラン:抗腫瘍活性がある。


また、フコイダンは、酸性尿を改善する働きがあるそうです。尿のpHが6.0未満の酸性尿に傾き続けると、高尿酸結症、痛風、尿路結石、高脂血症や耐糖能異常などの危険性が高まるそうです。フコイダンは、尿をアルカリ化させるのにも役立ちそうで、「津軽弁の訛りの行政書士さん」の2019/01/24 のblogでもフコイダンの効果について記載されています。


もともと夫が便秘予防のために『がごめ昆布水』を飲んでいたので、私も自然に飲むようになりました。昆布だしが出ているというか旨味があるのでゴクゴクいけます。


これまで便秘予防に効果がありそうなものをいくつかとりあげてきましたが、同じものを使い続けると、薬の抵抗性や耐性と同じように、腸が飽きてしまい(???)、予防効果が薄れてしまうのではないかと感じています。また、効果があるからといって、同じものを過剰に摂りすぎるのも何らかの弊害が出てくる可能があります。


マンネリにならないように、時々目先を変えて、楽しみながら、体に良さそうという程度に考えて取り入れるのがいいのではないかと思います。あくまでも私の個人的な経験から感じた私見ですので何のエビデンスもありませんが。


便秘予防は、食物繊維や腸内環境を整える食品を摂るだけではなく、水分摂取量や運動、生活習慣などの工夫も大事だと思います。自分の体の声を聞いて、楽しんで予防策を取り入れられればと思います。