lemonlemonlemonのブログ

大腸がんの治療についてこれまで経験してきたこや、術後の日常のことを書きたいと思います。

大腸がん術後経過観察の大腸ファイバー受けました


先日、造影CTを受けましたが、今度は大腸ファイバーです。


がんが見つかった時の大腸ファイバーから数えて、今回で4回目の検査になります。5年前の大腸ファイバーも自宅で前処置をしました。まだ寒い冬の深夜2時に起きて、決められた時間ごとに下剤を飲んでトイレ、下剤を飲んでトイレを繰り返して大変だったなぁ〜と。大腸ファイバーの前処置が思い出になるなんて....


さて、検査当日、自宅で前処置(下剤飲んでトイレを繰り返す)をして準備万端。病院まで1時間半の間、お腹が痛くなったり、急にトイレに行きたくなったりしないようにと緊張しながら電車に乗りました。


検査控え室に入ると、検査待ちの人が女性ばかりでびっくりしました。しかも同世代...


「最新がん統計」で女性のがんを調べると、大腸がんは2番目に多く、年齢的に50代から増加し始めると言われています。(女性・男性・総数が気になる方は、こちらをどうぞ→最新がん統計:[国立がん研究センター がん統計]


今回は検査前に麻酔(希望者)を希望しました。前回は麻酔をせずしっかり覚醒していたのですが、検査中、医療従事者のおしゃべりが聞こえてしまいました。多くの患者さんが麻酔をしているので、レモンも麻酔で寝ているだろうと思い込んでいたと思われます。あまり聞きたくない内容だったので、今回はそういう理由で麻酔をすることにしました。ここは、がん専門病院なので、がん患者さんの治療に全力を尽くして下さっているものと信じています。患者が眠っていたり意識がない場合でも、うっかり気を緩めて迂闊な言動をしないように重々気をつけていただきたいと思います。


「終わりましたよ〜お疲れ様でした」と声をかけられ覚醒。ぼーっとしながら起き上がって休憩室まで移動。検査前の控え室より人が多く殆どが女性。ある程度の時間差や同時進行で大腸ファイバーを受けた人がこんなに居るのかと実感。年間1,000〜1,200人もの手術を行なっているのだから、術前検査や術後経過観察の検査数もそれなりなのでしょうね。


先程の「最新がん統計」によると、日本人が一生のうちにがんと診断される確率は(2018年データに基づく)、男性65.0%(2人に1人)、女性50.2%(2人に1人)とありました。これほどの確率で罹患するなんて信じられないデータですが、皆様も、がん検診などしっかり受けられますように。


これで術後5年経過観察の検査が終わり。もうお腹ペコペコでフラフラでした。


次は、診察で造影CTと大腸ファイバーの結果を聞きに行きます。