lemonlemonlemonのブログ

大腸がんの治療についてこれまで経験してきたこや、術後の日常のことを書きたいと思います。

「反戦歌」Marvin Gayeの「What’s going on」



Marvin Gaye - What's Going On (Lyric Video)



5月13日放送の『ベストヒットUSA』で、マービン・ゲイの「What's Going On (Lyric Video)」が紹介されました。大好きな曲だった事に加え、アニメーションタッチのミュージックビデオが、まさに今に訴えかけている(ロシアによるウクライナ軍事侵攻)ようで、心が打たれました。


アルバム「What's Going On」の初リリースは何と1971年(アルバム発売から50周年記念アルバムが今年4月に発売されたそう)。マービン・ゲイの代表作「What's Going On」は、ベトナム戦争から復員した弟から壮絶な戦争体験を聞いて制作した「反戦歌」として知られています。同時に、当時アメリカで社会問題となっていた、ドラッグ、貧困、児童遺棄、秩序不安、警察の横暴(残虐行為)などについても訴えているそうです。


反戦歌「What's Going On」の歌詞が気になりますね。
LyricList (りりっくりすと)さんの翻訳(<歌詞和訳>What’s Going On – Marvin Gaye 曲の解説と意味も | LyricList (りりっくりすと)が分かりやすかったので、一部引用させていただきます。引用したのは最初の挿入部分ですが、曲を通じて、戦争による悲しみ、怒り、すれ違う主張、絶える事のない暴力、衝突や憎しみの連鎖、そして、解決の手段は暴力ではないことを訴えているのだと思われます。

Mother, mother

There’s too many of you crying

Brother, brother, brother

There’s far too many of you dying

You know we’ve got to find a way

To bring some loving here today, yeah


母、母よ

あまりに多くの母親が涙を流している

兄弟、兄弟よ

あまりに多くの兄弟が命を落としている

だから見つけなくちゃいけない

今日、ここに、愛をもたらす方法を

今日もウクライナ各地で、ロシア軍がウクライナを軍事侵攻し続けています。大勢の市民が犠牲になり、人々だけではなく、ありとあらゆる物が犠牲になっています。自然も破壊され動植物も犠牲になっています。また、ロシアによる一方的な侵攻とは言え、ロシア市民も多くの犠牲を払わされ、ロシア近郊の国々もその脅威に晒され、否応無しに巻き込まれています。一刻も早く侵攻を止めなければと思いますが、解決の手立ては、戦争や暴力ではなく「愛」なのだと、天国にいるマービン・ゲイが今も強く訴えている気がしてなりません。レモンもその考えに賛同します!


次回につづきます。