lemonlemonlemonのブログ

大腸がんの治療についてこれまで経験してきたこや、術後の日常のことを書きたいと思います。

精神腫瘍科医と一緒に考える「寄り添うこと」公開講座

こんな告知を目にしました。


精神腫瘍医による、がん患者さんのための心のケアの第2回無料オンライン市民公開講座
講師:腫瘍精神科部長 清水研 医師
開催日時:2020年8月6日(木) 17時~18時
場所:がん研有明病院オンライン講座会場(ZOOM使用)
対象者:がんに関する悩みを持っている人(がん研有明病院と直接関係ない方も大歓迎、家族、友人、医療者、等々)
費用:無料

概要

オンライン“心のケア”

”自分は周囲にどうしてもらいたいのか”

”家族が本人をどう支えたらよいのか”

”がん友をどう支えたらよいのか”

こんな想いされていませんか?

誰もが考えることですが、一歩間違えると考えの押し付けになったり、人を傷つけてしまったりすることもあるでしょう。

この機会に、「寄り添う」とはどういうことなのか、自分ひとりで悩まず、ご自宅にいながら、オンラインで専門医と一緒に考えてみませんか?

「寄り添うこと」かー。患者にとって周囲の人から丁度良く寄り添ってもらえるとQOL的にも大変有り難いと思います。患者の考えも聞かずに考えを押しつけようとするのは論外ですが、患者の側からも周囲にどうして欲しいか伝えることが重要なのだと思います。有り難い事に、レモンは周囲から考えを押し付けられたことはありません。ですが、「がんの人」というレッテルを貼られて、哀れみや異質の眼差しでみられることが最も嫌です。


現在レモンは術後経過観察中ですが、私の主治医(外科医)は、どちらかというと検査結果重視(エビデンス重視)で、患者が経験しているちょっとした不調や不安はあまり聞いてくれようとしない雰囲気があります。レモンに言わせれば「患者がエビデンス!」ですが。せめて、たった一言、あるいは患者の思いを聞こうとする態度があれば、レモンは単純ですからNK細胞がたちまち元気になります。医師の「心理的な寄り添い力」は、患者をエンパワメントする最高の力だと思うのです。


レモンの主治医は、手術前はとてもコミュニケーション力が高く親身に関わって下さいました。術後の抗がん剤の副作用で疲弊していたレモンを心配して下ったことも覚えています。ですが、術後は実にアッサリな対応で、そこが外科医らしいところでもありますが、実はサービス営業が苦手な正直者。ストイックでシャイな一面もある人なのかなと感じています。色々と書きましたが、最終的に主治医に対して心から感謝して信頼していることに違いはありません。


公開講座に参加したいけど、勤務中だぁ...💦


▲今年は雨の日に開花が多いペッシュ・ボンボン 雨が降る中で咲いていますが香りはとても良くて癒されます。