lemonlemonlemonのブログ

大腸がんの治療についてこれまで経験してきたこや、術後の日常のことを書きたいと思います。

脂肪肝チェック、恐るべし「炎症性サイトカイン」

▲今朝開花のスズ


5、6年前、健診で医師から「脂肪肝の傾向がある」と言われました。詳しいことは説明されず、肝機能のAST(GOT)とALT(GPT)の結果も異常なしで、最終判定にも異常ありのコメントがなかったので、軽く受け流していました。そもそも、アルコールは殆ど飲まなかったし、脂っこいものもそれほど食べなかったし。定期的な運動もしていたので、脂肪肝になりやすい生活習慣には全く身に覚えがなかったし。

ある時、「隠れ脂肪肝が危ない」というTV番組を見て、「あれ?昔言われた事があるような気がする」と微かに思い出したのです。その番組では、FIB-4 Indexの計算を脂肪肝の指標として取り上げていました。よくよく思い出してみると、私に「脂肪肝の傾向がある」と指摘したのは消化器内科の医師で、血液検査のデータを手計算していたのでした。そうか、そういう事だったのかとようやく理解したレモン。


FIB-4 Indexを計算には、年齢、AST(GOT)、ALT(GPT)、血小板数のデータが必要。


レモンのFIB-4は、1.89

  •  1.3以下 :肝疾患による線維化の進行リスクは低い。
  •  1.3~2.67 :線維化が進行している可能性あり。 念のため近くの病院で詳しい検査を受けることを推奨。
  •  2.67以上   :4~8割が肝硬変又は肝硬変に近い状態まで線維化が進行している可能性あり。病院にご相談ください。

わ〜ヤバ、肝臓が繊維化している可能性????💦💦
人間ドック受けようかな〜


恐ろしいことに脂肪肝はがん細胞が出来やすくなることにも関係しているようです。
脂肪肝によって壊れた肝臓の細胞を排除するために「炎症性サイトカイン」という物質が放出されます。この物質が血管を通って全身をめぐり、他の臓器の正常な細胞を攻撃し炎症を引き起こしてがん細胞が出来やすくなるとのことです。同じメカニズムで、脳卒中や心筋梗塞、アルツハイマー病のリスクを高めることも分かってきたそうです。


血液検査のデータがある方、是非チェックしてみて下さい!



※ 半年以上前に書いた記事を公開していませんでしたので、本日公開します。