lemonlemonlemonのブログ

大腸がんの治療についてこれまで経験してきたこや、術後の日常のことを書きたいと思います。

「最高の睡眠のポイント」は最初の90分の深い眠り①

先月、『スタンフォード式最高の睡眠』の著者であるスタンフォード大学睡眠研究所の西野清治先生のお話を聞く機会がありました。


西野先生のお話は、最初の睡眠は疲れを取り、その後の睡眠は朝起きる準備に入るというお話から始まり、ポイントは、眠り始めの90分にどれだけ眠れるかがその晩全体の眠りの質を決める、言い換えると、最初の90分にどれだけ深く眠れるかが、『最高の睡眠のポイント』となるということでした。


「最初の90分」に深く眠れると、「自律神経やホルモンバランスの調整」「免疫機能の向上」「脳の老廃物を取る」などの効果が期待できるそうです。


そのうちの「ホルモンバランスの調整」について、『成長ホルモン』のお話がありました。成長ホルモンは、子供から高齢者まで分泌されるホルモン(加齢とともに分泌量は減る)です。最初の90分深い眠りにつくと成長ホルモンがたくさん分泌されますが、最初に浅い眠りになると、その後の睡眠でいくら深い眠りについたとしても成長ホルモンが分泌されないそうです。成長ホルモンの役割は、「コレステロールを減らす」「骨を丈夫に保つ」「筋肉を維持する」「肌の潤いを保つ」などです。女子のレモンにとって、肌の潤いは目に見えることなので、最初に深い眠りに付いて潤いを保ちたいと思います。


狩猟採取社会に生きていた人は、食うか食われるかの生活。安心しておちおち眠っていられません。そう考えると、「最初の90分の深い眠り」がいかに重要かということがわかります。現代社会に生きる人は、ストレスのために質の良い睡眠がとれなかったり、夜遅くまでの生活で睡眠をおろそかにしている場合もあります。まずは、最初の90分の深い眠りをとって、免疫力を上げて健康的な生活を送りたいですね。


「最高の睡眠のポイント」は最初の90分の深い眠りに続く②に続きます。


▲ワイルドストロベリー
1輪花が咲いたところに雪が積もってしまいました。

▲バルコニーの鉢植え 白いヒヤシンスが咲き始めました。