lemonlemonlemonのブログ

大腸がんの治療についてこれまで経験してきたこや、術後の日常のことを書きたいと思います。

採血の結果で造影剤を使うか決めるって...広がる妄想💦

術後の経過観察で、外科外来を受診しました。通常、採血と造影CT、診察を行います。病院に着いたらまず採血というのが、いつもの私のルーティーンです。採血は混み合うので早めに終わらせたいという思いがあって、受付後採血ルームに向かいます。受付後、採血に直行する割には、診察の時までに採血の結果が出ていればいいと気安く考えていました。


それが、ある時からCTの受付で「血液検査の結果で造影剤を使うかどうか決めます」と説明される様になりました。「血液検査の結果」って???「それで決める」???
何故なのかその意味が分かりません。受付ではそれ以上の詳しい説明はしてくれません。一回の採血で検査できる項目は多岐に渡りますので、「何の項目でどのような結果だったら造影剤を使うのか?」それが疑問でした。


そういう疑問があると、すぐに良くない妄想が広がります💦
私の妄想は、「大腸癌の腫瘍マーカー(CEA、CA19-9)が高い場合、より精密な検査が必要だから造影剤を使うのではいか」という妄想です。私には、造影剤を使って詳細で鮮明な画像を撮った方が異常が分かるのではないかという考えが根底にあります。だから、「腫瘍マーカーが低いと造影剤を使ってもらえない。腫瘍マーカーが高いと造影剤を使ってもらえる。造影剤を使ってもらいたいけど、腫瘍マーカーが高いのは困る・嫌だ・怖い」という変な妄想や葛藤へと広がってしまうのです。これホント、ストレスです。


調べてみると、CTの場合、腎機能「eGFR (推算糸球体濾過量)」の結果で造影剤を使うかどうか判断するということのようです。今回の私の「eGFR 」値は、『G2正常値または軽度低下』という結果で、造影剤を使うと判断されました。腎機能が悪いのに造影剤を使うと造影剤の排泄が悪く、「造影腎症」のリスクが上がるそうです。ということで、「造影腎症」のリスクチェック目的ということが分かりました。


あ〜〜〜これで安心!スッキリしました。やはり考え過ぎ。理由が分からないと、とてつもなく恐ろしい妄想へと広がって行きます。医療従事者が私の妄想を知ったら「何ておバカ」と思うかもしれませんね💦


ということで、造影CTは、体が火照る感じがして気持ち悪いのですが、今回は割と短時間でスンナリと終わりました。終了後はたくさん水分を取って、造影剤を早く排泄させる(尿から)ようにと指示がありました。



▲ローズゼラニウム(切り花)。玄関先の鉢植えゼラニウムはまだ蕾もついていませんが、室内で綺麗に咲きました。