lemonlemonlemonのブログ

大腸がんの治療についてこれまで経験してきたこや、術後の日常のことを書きたいと思います。

豪雨被害の記憶、地下鉄の階段が滝のようでした...

昨日のレモン地域は朝のうちに雨が上がりましたが、風も強くて雨が降ったり止んだり。
今日も降ったり止んだり。気象庁の発表では、「豪雨の影響は、異常な梅雨前線停滞で過去にこれほどまで長期に停滞した記録がない」とのこと。被害が出た地域も引き続き厳重警戒が必要とのことで、毎日被害を拡大・深刻なものにしています。被災者の方には心からお見舞い申し上げます。


今からうん十年前、レモンも床下・床上浸水を経験しました。忘れていた記憶が急に蘇ってきたので記録に残しておこうと思います。長くなりますので、興味のない方はスルーしてくださいね。


確か9月でした。大型大風による降雨で目黒川や神田川などの河川が一気に増水し決壊、床上・床下浸水による被害が都内全域で2万5千近くもあったと聞いています。
その台風が東京都に上陸した日、レモンはボーイフレンドと会う約束をしていました。確か上野で待ち合わせして美術館に行く予定だったと思います。遅れないように早めに出かけましたが、強い風雨のために上から下までびしょ濡れ・髪の毛も化粧も酷いことになってしまいました。それでもそのまま待ち合わせ場所に向かいましたが、途中乙女心が邪魔をして、戻って着替えても待ち合わせには十分間に合うと考えて、面倒ですが一度戻って着替えて出直すことにしました。思えばここが運命の分かれ道だったかもしれません。


山手線から地下鉄に乗り換えた時、台風の影響で急遽この電車が本日最終(まだ午前中)だというアナウンスが流れてきました。レモンは、「この電車が最終だとしたら出直して上野に行く事が出来ない、でもこれに乗らないと寮(学生寮)に帰れない。この電車に乗らないで上野に向かったとしても途中で電車が止まってしまうかもしれない、どうしよう....」というジレンマに駆られました。悩んでいるうちに行き場を失ってしまうので、「彼も台風の影響で上野まで行けないかもしれない...ひとまず帰って彼に電話しよう」と速攻で判断しました。


最寄り駅で電車が止まり、終点まで数駅ありましたが、全ての乗客が降ろされました。まだ午前中で大雨だったせいか、それほど乗客はいませんでしたが、降りた時の光景は今でも忘れられません。ホームから地上階改札に登る階段から水が滝のように勢いよく流れ込んできてホームが水浸しでした。地下鉄の階段が『滝』でした。目を疑う程驚きました、水は絶え間なく勢いよく流れ込んでくるので、地下全域に水が流れ込んで水没して溺れてしまうのではないかという恐怖を感じました。急いで階段を上り改札を出ると、そこには道はなく川が流れていたのです....


長くなりそうなので続きは後ほど。


▲6月27日撮影

▲7月1日撮影

▲7月3日撮影

▲7月4日撮影


ウォーキングコースで見かけたカルガモ親子、同じ親子かもしれないし違うかもしれません。