空気清浄にホーウッド(芳楠)を活用!
先週書いた記事ですが、見直しているうちに今日のアップになってしまいました💦
▲ホーウッド(ナチュラル)5ml ¥1,100(国産のホウショウの取り扱いあり5ml ¥1,980)
2021年の福袋、ネットで予約が始まっていていますが、新型コロナ感染予防の観点からでしょうか、もう既に店頭でも福袋やHappy Bagが出ています。
ということで、偶然通りかかったアロマショップで、Happy Bagを発見!毎年福袋でお得な精油を手に入れていたのですが、2019年は手に入れることが出来なかったので即ゲットしました!
こういうセット物を買うときは、普段よく使う精油から使ったことがない精油も入っています。後者は、使い道が分からない、知識がないという精油です。今回は「ホーウッド(Ho Wood)」がそれに当たります。ホーウッドは、ローズウッドの代用品(絶滅危惧種のためワシントン条約の規制の対象となる植物。原産国ブラジル産の野生種の木部が規制対象)ということは知っていたのですが、実際に香りを嗅いだことはありませんでした。
ホーウッドについて調べれば調べるほど奥が深く、何故ロースウッドの代用品なのか、ローズウッドの現在の生産体制(野生から持続可能なプランテーション産に切り替え、木を伐採せずに採油している)など気になり、興味が湧いてきます....この話は脱線になってしまいますので切り上げます。興味のある方は、佐々木薫さんの「アマゾンの香木ローズウッド」を参照してください。
ホーウッド(Cinnamomum camphora CT Linalool)は、クスノキ科(クスノキの変種)、和名は芳楠(ホウショウ)。「芳」という字がつくので、何やら良い香り成分が含まれているということが想像できます。和名の「芳楠」を調べると、廣野郁夫先生が書かれた「木のメモ帳」というページが見つかり、大変参考になりました。一本の精油を知るためにこのページに辿り着きましたが、このページは知識の宝庫で、芳楠以外にも木のことが諸々学べるページでした。ここでも脱線してしまうので、気になる方は「木のメモ帳」を参照して下さい。
と言いながら、ここでも脱線しますが、クスノキ科のクスノキには、カンファー(樟脳の原料)が主成分だというのに、クスノキの変種であるホウショウには、カンファーは殆ど含まれていないそうです。面白いですね。私が購入したホーウッドは、中国原産の木部で、ショップの成分分析によると99.770%がリナロールだそうです。リナロールが大量に含まれるものに、ローズウッド、ラベンダー、ベルガモットなどがあります。
ということで、ホーウッドが、どんな香りがするのか想像してみましょう。ラベンダーやベルガモットの香成分が含まれていますが、ホーウッドは樹木ですから、ウッディ系の香りもします。精油の説明によると、「グリーン調の爽やかさと、かすかなフローラルさを併せ持つ香り」「爽やかなウッディー系の香りで清潔感が漂う」「フローラルかつウッディ調の香り」「すっきりとした甘い香りは、どこか懐かしさを感じさせます」「爽やかな緑の香りの中に、ほんのりとした甘さが加わった香り」などと表現されていてますが、想像出来るでしょうか?想像しただけで、ホーウッドはレモンも大好きな香りです!
ホーウッドに含まれる主成分のリナロールの作用は、鎮静や抗不安作用などが代表的ですが、ホーウッドの効能には、抗菌作用、抗真菌作用、抗ウイルス作用なども示されています。この時期、新型コロナやインフルエンザ、風邪など、呼吸系疾患の予防が大切ですね。
使い方として、ディフューザーなどの芳香器を使って室内の空気清浄、お風呂の湯船に直接垂らしたり、バスソルトやバスボムを作ってもいいですね。お風呂で使えば、香りを楽しみながら呼吸器系疾患を予防し、体も温まってリラックス出来ますね。ホーウッドは、この時期にもってこいの精油。レモンにとって新たな発見となりました!
▼廣野郁夫先生「木のメモ帳」
▼ローズウッドについての面白い記事
▼国産芳楠の精油が気になります!
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