大腸がんと診断されて、手術するまではあっという間でした。CTやMRI、大腸ファイバーなどの検査が続き、時間的にも気持ち的にも余裕がなく、大腸がんや手術のことなどは主治医から説明を聞いただけでした。術後、時間的余裕が出てきて、本やYouTubeを見て、大腸がん・治療法（手術・化学療法）、日常生活（食事・排便など）について知識を深めてきました。YouTubeは、講演会や講義形式のものがあり、「こんなにあるの」と驚くほど数多くあります。

多数ある中で、今回視聴したのが以下の2本

• 「大腸がん 進行がんでもきちんと治療すれば治る可能性が高い！/2018/8/11-12開催「Japan Cancer Forum2018  国立がん研究センター中央病院　志田大先生」
• 「大腸がんの最新の治療法/2020/11/1 東京女子医科大学　板橋道朗先生」

２本視聴した中で、術式を映像などを使って詳しく説明されていたので、自分の手術がこうやって行われたのかということがよく分かりました。

実はレモン、これまで誰にも話してなかった事がありまして......それは、とても不思議な体験でした。何と、手術中の様子、つまり自分が手術されている様子を天井から見ていたのです。ってうか、もの凄くリアルに鮮明に見えていたし、音や空気感までもが感じられて臨場感がありました。『わ〜凄い、レモンが手術されている...。こんな風に手術されているのかぁ.....　まるでドラマや映画のシーンみたい...　でも、自分の手術見ちゃっていいのかなぁ』と思いながら見ていました。

どのくらいの時間見ていたのでしょうか？しばらくの間（自分では30分〜１時間ぐらいと思っています）、レモンは自分の姿や医師、看護師、麻酔医、手術器具や点滴などの様子を上から見ていたのです。そして、『どうして見えているの？』と疑問に思った瞬間、その世界が見えなくなってしまいました。もっと見ていたかったので、もう一度その場面に戻ろうとしましたが、出来ませんでした....。麻酔の影響なのか、幽体離脱なのか、妄想なのか、レモンは今でもそれは見ていた事実として記憶に残しています。笑笑！

内容については、以下の３点が記憶に残りました。

• ERAS（Enhanced Recovery After Surgery）

　　　ERASって何？術後回復力強化プログラムのことだそう。今更知りました💦

• 加工肉摂取と大腸がんについての話題

　　　2015年10月27日/Yahoo!ニュース「加工肉摂取後「がんリスク」毎日５０gで１８％増ーWHO」→誤解を招く内容ですので、日本と欧米では摂取量が違うので...これについてはYouTubeをご覧ください。

• ナッツ摂取、低脂肪食について→詳細はYouTubeをご覧ください。
• 肛門付近に出来たがん（これまで以上に肛門に近い部分）でも肛門を温存する手術が出来る様になってきたとのこと。

大腸がんを罹患する人の数が増えていますが、医療の側でも大腸がんの治療は格段に進歩しているとのこと。検査や治療技術は日進月歩！時々自分の知識も更新したいと思います。

▼参考にしたYouTube

大腸がん：大腸がんの最新の診断方法や治療方法を紹介します。